チームで学ぶ!高校生物

“アクティブラーニング型授業”実践、職員研修の記録

地元でAL×特別支援講座を担当!

幼保小中高と様々な校種の先生方の連絡協議会に講師として参加いたしました。特別支援教育の視点については、参加者の方に持っていただき、私はほぼ通常通りの流れで研修会を進めることができました。

 

【ワークショップの流れ】

1.アイスブレイク(GCPおよび旗揚げアンケート、カタルタで自己紹介)

2.ALの背景、概要についてのワークおよび解説

3.AL体験(看図、ジグソー法)

4.特別支援教育の視点からの振り返り(えんたくん)

5.リフレクションおよびアクションプランの共有

 

【参加者のコメントより抜粋】

①AL体験について

・自ら学ぶ姿勢をもって勉強ができ、たいへん勉強になった。

・リラックスしているので、集中も思考もしやすい。

・主体的に取り組める。一生懸命に考えることができる。

ファシリテーターとしての役割が大きいと感じた。

・自分と異なる意見を受け止めたり、いろいろな考えを知ることができる機会になる。

②特別支援の視点から

・自由な発想を積極的に発表でき、互いを尊重しながら学ぶことができると感じた。

・よくしゃべる子は(発表で)おとなしい子は(文字で)それぞれが輝ける場をつくれる気がしました。

・発言が苦手な子でも周りの意見を聞きながら考えられるのは良いと思う。

・KP法では、視覚的な支援があり、いつでも振り返ることができる

・こだわりの強い児童生徒の考えも多様性のひとつとして全体に生かせる。

・自身のない子も楽しく学ぶ場が提供できそう。

・看図アプローチでは、学力差に問わず、学びを深めることができる。

・子どもたちが持っている隠れた力や才能を発見し、児童生徒理解につながる。

・参加が難しい子に対する手立てが必要になりそう。

 

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時間が2時間と短かったため、自分自身の実践については、授業の様子を紹介した記事を利用してジグソー法で実施しました。大阪での実践発表での反省を早速活かしましたが、うまく機能していました。

 

初めてのこともいくつかありましたが、担当の先生のサポートもあり、リラックスして研修会を行うことができました。さまざまなツールについても、好評でした。さっそく、学校でえんたくんを購入して職員研修に使いたいというお話も出ていました。今後、地元での活動も増やしていければ嬉しいです。