チームで学ぶ!高校生物

“アクティブラーニング型授業”実践、職員研修の記録

3年生、最後の授業のリフレクション

授業では毎回振り返りの時間を設け、生徒にリフレクションカードを記入してもらっています。特に新しい授業スタイルを取り入れると、厳しい意見はいまだに出てきますが、それをもとになぜうまくいかなかったのかを考え改善するきっかけとなっています。

 

1年間受け持った3年生の最後のリフレクションをとりました。ややご祝儀コメントっぽいところはありますが、ALを一年間継続し共に授業を作っていった生徒のコメントを、励みにこれからも頑張っていきたいと思います。以下一部抜粋です(ネガティブフィードバックは今回は出てきていません)。

 

「リフレクションカードで意見や質問に答えてもらうと嬉しかったし、出張のたびに新しいスタイルを取り入れてくれる先生の授業は分かりやすく楽しかったです。」

 

「自分の考えたこと(マインドマップ)を友達に褒めてもらうことの嬉しさ、理解できたときの達成感を知りました。」

 

「生物のポスターづくりで悩んでいたときに、リフレクションカードに書いてあった励ましの言葉が一番印象的です。『(頑張りは相互採点の)数値や評価に表れている』と言われて、ちゃんと見ている人はいるんだと気づけたし、手を抜かずにこれからも何でも全力で頑張ります。」

 

「いろいろと厳しい意見などを出したこともありましたが、1つ1つ真剣に受け止め、改善していただきありがとうございました。」

 

マインドマップや班で協力して説明し合い、レポートを書くなど、先生の授業に対する熱意や向上心が毎回感じられる授業でした。これから先、生物を学習することはありませんが、先生が生き物を大好きだったということは一生忘れません。」

 

「生物自体嫌いだけど、授業は楽しかったです。」

 

「始めの頃、他の先生の授業形式と違い、焦ることが多かったのを覚えています。先生の授業は楽しくて、時間がすぐに過ぎました。また、自分で考える力や発表する力が鍛えられて良かったです。」

 

「1年間の授業を通して、先生の授業はまず先生が説明をして、次に自分たちで考えて、それをさらに班で共有するシステムだったので、頭に残りやすかったです。お互いに説明しあったり、問題を出しあったりすることで深めたり、覚えたりすることができるので大切なんだと感じることができました。これを専門学校でもいかせたらいいなと思っています。」

 

来年度も、生徒のリフレクションを受けながら、さらに授業を進化させていきたいと思います。