チームで学ぶ!高校生物

“アクティブラーニング型授業”実践、職員研修の記録

生物(ボードミーティング実施)「生物多様性」

3年生、2学期最後の授業は社会的課題と関連が深い「生物多様性」にて、簡単なボードミーティングを実施しました。なお前の授業で、生物多様性の知識の部分については学習をしています。手順は次の通りです。

 
① ボードミーティングのやり方を説明。ここで、グラウンドルールとファシリテーターの役割について確認。
②教科書の「生物多様性保全」のページを読む。
② 各班(4〜5名)にファシリテーター役を指名し、全員で協力しながらミィーティングを進めることを確認した上で、スタート。
③ 前半10分で、教科書の内容について感想やコメント、疑問などを出し合いながら話題を広げる。
④ 後半10分で、生物多様性保全に大切なこと(私たちができること)を話し合いながら意見を集約する。
⑤ ホワイトボードを見せながら、班の代表が発表をする。
⑥ リフレクションカードに記入
 
前半の部分では、話が盛り上がり少し話題が外れかける際には、「話がズレているよね。」「じゃ、こっちの話題に戻ろう(ホワイトボードを指しながら)。」と、うまくファシリテート出来ていました。また、1人が話し過ぎないように、話していない生徒に意見を求めたりも出来ていて、私の介入はほとんど必要がありませんでした。さすが3年生です。
 
話し合いがどれくらい進むか未知数だったので、時間の設定を短めにしてしまいましたが、2コマ使ったりもっと時間を長く設定してもよかったなと思いました。また話し合いの中から、さらに議論を深めたい内容も出てきたため、これをみんなで考える時間をとっても面白かったと思います。