チームで学ぶ!高校生物

“アクティブラーニング型授業”実践、職員研修の記録

1学期までの授業構成

これまでの授業構成は次のようになっていました。

 

① リフレクションカードと授業プリントを休み時間に取らせる

② 今回の授業のテーマと態度目標を確認

③ 教科書の図や写真を中心に、内容の概要を説明(iPadApple TV)

④ 授業プリントにそって、ペアで覚えたり、グループで考えたりする活動を入れる

⑤ 問題演習プリントを配付。演習後、班内で話し合いながら答え合わせ

→ 次の内容に進む際には、③~⑤を再度繰り返す

⑥ 今回のテーマの解答となるまとめを記述等にて行わせる

⑦ 授業修了後、時間があるときに書き込んでいたリフレクションカードを回収する

 

【利点】

○ スモールステップで適宜生徒の活動時間を入れながら進むため、難しがって授業中 

 に寝たりする生徒はめったに出ない。

○ 記述中心の考える問題が中心ではあるが、課題の出し方によっては様々なレベルの 

 生徒の参加が可能であり、段階に応じて思考力や表現力を身につけることを期待で

 きる。

○ テーマとまとめが一体化していている。

【欠点(反省)】

○ 生徒の活動が細切れになり、教師の説明が間に入るため、生徒による能動的学習型

 授業としてはまだ弱い。

○ 記述や考える問題中心の授業プリントを仕上げていくため、時間が足りなかったり

 プリントを仕上げることが目的のようになってしまうこともあった。

○ 問題演習については、生物では知識をたずねる問題がほとんどで、話し合いによ

 る思考が深まりにくい。

○ リフレクションカードを記入する生徒が固定化されていく。

 

 生徒のさらなる成長を目指した授業にするため、AL型授業実践者のためのスキルアップ講座、協同学習の学び直しを受けて、夏休み中に授業を再構成しました。授業構成を集中的に考えている1週間は偏頭痛がするほど頭を使いました(笑)偏頭痛の成果は次の投稿で紹介したいと思います。