チームで学ぶ!高校生物

“アクティブラーニング型授業”実践、職員研修の記録

ネイチャーゲーム ~生物の用語に慣れ親しむ~

ヒトのホルモンについて、生物基礎の教科書では14個が紹介されています。日常生活で生徒が聞くものは少ないようで「知っているホルモンは?」という発問に対しては、成長ホルモンが出るか出ないかという状況でした。

ここでは、ホルモンの名称に慣れ親しんでもらうことを目的として、久しぶりにネイチャーゲームを実施しました。ネイチャーゲームを取り入れた授業実践については、前回同様知り合いの社会の先生のブログを参考にしています。

 

http://blogs.yahoo.co.jp/suzukifamilyeiji/63026319.html

http://blogs.yahoo.co.jp/suzukifamilyeiji/63224412.html

地元の希少生物について知ろう ~ネイチャーゲームに挑戦~ - チームで学ぶ!高校生物

 

【授業の流れ】

① 簡単に解説をした後、個人でホルモン名とホルモンが出される内分泌腺およびはたらきを一致させる(覚える)

② ペアで問題を出し合い、確認

③ ホルモンに番号を付けて、出席番号と一致するものを名刺サイズの紙に記入

④ 回収後、名札ケースに入れる。生徒は前を向いたまま、教員もしくは後ろに座っている生徒が前の生徒の襟にクリップで用語の入った名札ケースをつけていく

⑤ ホルモンなので、教室という体内を自由に?循環してもらう

⑥ 出会った友人と1つ◯☓で答えられる質問をして、そこから自分がどのホルモンになっているのかを類推していく

⑦分かった人から教室前方の教師に答えを伝えに行く。正解の場合は、ホルモンの名札を黒板に描いてある正しい内分泌腺の位置に貼りあがり

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一人でテスト前に覚えるのはツライ範囲だと思いますが、仲間と楽しみながら確認をすることができていました。動機付けとしても十分な手法だと感じました。