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チームで学ぶ!高校生物

“アクティブラーニング型授業”実践の記録

【福岡】校外でのAL職員研修~空気感の変化を感じつつ~

県外他校でのAL職員研修講師という約2時間の貴重な機会をいただけました。招待していただいた先生から、「この日にすべてを掛けてALを職員にはじめて紹介する」と最初にコメントを頂きました。身に余る思いでしたが、嬉しく気持ちも引き締まりました。さらに、地元学習会のメンバーも視察兼応援にて駆けつけていただけました。

【研修会のメニュー】
1.自己紹介、ワーク
 なぜALをスタートしたのかという点からさらりとお話をした後、アイスブレイクは省き現在のALについての理解などについて、グループにて共有。この際に、授業時に用いている目的と目標をグラウンドルールとしてKP法にて提示。

2.ALの背景解説

 ALの背景や定義などについて、簡単に説明を行いました。時間節約のため、ここではグループ討議の時間は省略。

3.授業体験

オール新作で先生方に授業体験をしていただきました。①看図アプローチ、②KP法にて解説、③ミニジグソー、④確認テスト&リフレクションという通常授業に近い形をとりました。


4.授業見学シートの記入
 小林昭文先生が提唱されている「授業者を傷つけない振り返り会」を行うためのシート作りを、今度は教師の立場から振り返り記入していただきました。

5.「授業者を傷つけない振り返り会」とリフレクション
 司会とファシグラは学習会メンバーが担当していただき、振り返り会の手法に則って振り返り会を実施しました。その後、個人でのリフレクションを行い、再度グループで共有後(PKT)、質疑応答を少し実施。最後にコメントをして終了しました。

【感想・コメント(一部抜粋)】

・今日の手順を応用して楽典の知識定着や実技練習の効率化を図りたいと思います。

・ジグソー法について、各々の意見を出し合うことで、多角的な捉え方につながる可能性があると実感した。正確な理解を担当者が補足することで充実するのかとも思う。

・日頃の授業でも意外とALをしているんだなと気づいた。1回で結果を求めないということを聞いて、少し安心しました。

・いろいろな方法があることがわかりました。これ!というものはクラスによっても違うと思うので、その授業にあるALの方法を見つけていきたいと思いました。

・新しいことを始めるときの踏切の難しさを感じた。自分で壁を作らず楽天的にできることから1つずつ授業に生かしていきたい。

・発問などで全体に問いかけても手を挙げる生徒は少ないが、グループなどを作ることで、協力して行える雰囲気やコミュニケーション能力が身につくように感じた。

・様々な手法やその実践例を知ることで、ぼんやりとしていたアクティブラーニングに少し具体性が出た。中でも、講義型授業との兼ね合いや評価に疑問が多くあったが、解決やヒントを学ぶことができた。

・生徒が自発的に考え、解こうとする姿勢を育てる、寝ないで済む授業をしていく中にアクティブラーニングがあるのかなと思いました。

・アクティブラーニングは、生徒が主体的に活動しあっている場の設定があればALと呼んでいいということを学んだことが一番の大きな学びでした。生徒と一緒に実際にやっていきながら、学習に対する意欲を刺激したいと思います。

・生徒一人ひとりが授業に参加するための工夫がたくさんあり、とても参考になりました。プリントを使って内容を理解し説明をするという実践は授業に取り入れたいと思います。

・正解はひとつでなく、各人が工夫できること、アクティブラーニング型授業は、長い期間をかけてのものであること、育たい生徒像をイメージして取り組むことなど勉強になりました。

・看図アプローチは、ぜひ取り入れてみたいです。

 

看図実施の際には、会場の雰囲気が一気に切り替わるのを感じました。頭にスイッチが入る瞬間や空気感を感じながら職員研修ができるのは嬉しいです。ここでの経験は今後の研修や授業で活かしていきたいと思います。