チームで学ぶ!高校生物

“アクティブラーニング型授業”実践、職員研修の記録

自らの強みを知る〜ストレングス・ファインダー〜

米国ギャラップ社認定ストレングスコーチが主催する、ストレングスカフェに参加してきました。
 
ストレングス・ファインダーのテストは、自分の強みを知りその活用方法について知ることが出来るもので、オンラインで受けることができます。30分程度で180題の選択問題に回答し、5つの強みを知ることができます($9.99)。
 
ストレングス・カフェでは、あらかじめ自分の強みを知った上で参加します。ここでは、自らの強みTOP5を分析していただいたり、参加者の皆さんの強みをいかに活かすかということを伺ったりすることができました。
 
自分の強みは組み合わせることで新しい使い方が出来ることや、自分の強みを当たり前だと感じ他の人に同様の振る舞いを押し付けた時には弱みになること、足りない資質は他の資質でカバーしたり、資質を持っている方と協力することでチームとして補ことが可能なことなどを学ぶことが出来ました
 
それぞれストレングスが見える化されたことで、人間は本当に多様であるということが実感できました。
 
大きな資質4項目(実行力の資質、影響力の資質、人間関係構築力の資質、戦略的思考力の資質)は、注意深い観察によっても、ある程度把握は可能なようでアクティブラーニング型授業でのチーム作りのヒントになりそうだと感じました。
 
現在、社会人基礎力の向上を目指した研究に取り組んでいますが、そもそも全てのスキルを全員が一様に向上させるのは難しく、自らや他人の力を認めて、そもそも持っているスキルを活かしたり、協力しあったりする態度を育むことも大切ではないかという想いが湧いてきました。
 
【参考文献】
行政マン・コーチのはじめの一歩
Gallup Strengths Center Store
マーカス・バッキンガム他(2001)「さあ、才能に目覚めよう」
トム・ラス他(2013)「ストレングス・リーダーシップ―さあ、リーダーの才能
  に目覚めよう」http://amzn.to/1dMFjf9