チームで学ぶ!高校生物

“アクティブラーニング型授業”実践、職員研修の記録

テスト返却時の活動

1学期中間考査が終了しました。

試験の内容は、授業での活動を出来るだけ評価出来るよう、暗記に頼った問題を極力避け記号や語群を多めにしました。また、記述問題は20点/100点としました。
 
1、2年生は苦しんでいましたが、3年生はしっかりついて来ていました。これから、授業を通して下の学年も力を付けていきたいと思います。
テスト返却時のやり直しも、作業的になっていて勿体無いなと感じていました。そこで、次のようにやり方を変えてみました。
 
① 得点分布を示し(Excelでグラフ作成)、クラス集団全体へのコメントをする
② 答案返却し、間違ったところを白紙の解答用紙に印を付けさせる
③ 問題用紙を出して、間違った問題を解き直し満点の答案(印のところのみ)をつくらせる(30分)…教科書やプリント、話し合いで確認
④ 数問簡単に解説後、模範解答配付しチェック(提出)
 
3年生は、話し合いについては、ほとんど介入なしで立ち歩いたりしながら活発に話し合いを行っていました。早く終わったところには、試験中にそれぞれが書いた「学習を通して浮かんだ疑問と解答もしくは考え(平常点加算)」について話し合いを行うよう指示しました。
 
2年生には、試験の成績が振るわなかったことと、話し合いを通して理解を深めて欲しいということから、期末考査時に一部同じ問題を出題すると伝え取り組ませました。一部生徒の間で、記号などについて答えを写しあう場面が見られましたが、ここについては声掛けや毎回の授業を通して、これからも意図を伝えていこうと思います。しかしながら、記述も多めだったため、比較的よく話し合いは行えていました。
 
次回は「学習を通して浮かんだ疑問と解答もしくは考え」集を作って配付して、話し合いの資料としたいと思います。