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チームで学ぶ!高校生物

“アクティブラーニング型授業”実践の記録

2学期授業開始 オリエンテーション実施

 1学期とは授業スタイルが変更するため、次の流れでオリエンテーションを行いました。

 1.机の配置が『ハの字』になった理由 ~夏休みの授業研究について~(1分)

2.生物の授業での目的・目標(グラウンドルール)の説明(9分)

3.自己紹介によるチーム作り(傾聴とミラーリング)(15分)

4.チーム学習の練習(ジグソー法)(20分)…2学期学習内容の概要とねらいを 

題材に

5.予習と復習について説明(2分)

6.リフレクションカード記入(3分)

 

 特に、目的・目標の説明はいつも以上に力を入れて、伝えました。目的については、小林先生の実践や協同学習の「協同の精神」を参考に、目的を次のようにしました。

 

【目的】

①科学者の視点とスキルを手に入れる

 → 生き物のスゴさを知る

 → 自分自身や身のまわり、世の中を 科学的に見たり、考えたり、判断したり、表現したりする力をつける

②より良い学びとなるようメンバーと心と力を合わせて自分とチームのために真剣に学ぶ

 → 進学先や会社ですぐに必要となるスキル

 

 目的の①については、息子の血液検査の話しを話題にインフォームドコンセントの観点から説明を加えました。また、②については、自らの職場での経験を少しだけ話しました。態度目標(グラウンドルール)については、小林先生の実践を参考に、アレンジして次のように設定しました。

 

【態度目標(グラウンドルール)】

より分かりやすく説明する

しっかりと聴く

理解を深めるために質問する

チームで協力する、チームに貢献する

時間を守る

 → 自分と仲間の勉強や説明の時間を守る

 → 与えられた時間で形にする力を付ける

 

 夏休みの小論文講座でうまくいった経験から、2学期からは授業終了間際に全員が同時にリフレクションカードを記入する時間を設けることにしました。また、プロセス(チーム活動)とタスク(学習内容)両方の振り返りをする形に変更しました。なお、リフレクションカードは次のような内容になっています。

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リフレクションカードより

「自己紹介をして、班活動がしやすくなった。」

「席がハの字になっており、最初はびっくりしましたが、話し合いなどもしやすいしいつもと違う感じで授業ができて面白かったです。」

「1人1人の話をちゃんと聞けたし、自分の意見もちゃんと言えました。これから、自分のわからないこと(宝物)を理解できるよう努力していきたいと思います。」

という意見が大部分を占めていました。その一方で、

「 班活動で制限時間があるので、一人一人が簡単にまとめることが要求されるので難しかった。」

といった、時間不足を訴える意見もいくつか出ていました。

 うまく出来ない生徒が居ることは、成長の可能性を感じます。しかしながら、より学びやすい仕組みについては考えていこうと思います。