チームで学ぶ!高校生物

“アクティブラーニング型授業”実践、職員研修の記録

授業実践のための資料

【米国PBL教科書】アプローチの違い:専門家としての先生 vs ファシリテーターとしての先生

授業および探究活動のあり方を見直すために、アメリカの中等・高等教育の教科書をいくつか読んでいます。この成果も来年度以降の授業に反映させていきたいと考えているところです。 そんな中、アメリカの生命科学でのPBLの教師用教科書に教師の立場について…

【自律的学習者育成のために】『Academic TRANSFORMATION: The Road to College Success』

今回は精読でなくプロアクティブリーディングという方法で読んでみました。 この手法は、精読前読書法として知り合いの英語の先生の方が考案されている方法で、数ページを読みながらノートやA4用紙1枚に次のことをまとめます。①『読書の目的』、②著者のこと…

【読書の記録】『公教育をイチから考えよう』~オンライン読書会へ~

今回2度の『公教育をイチから考えよう』を利用したオンライン読書会を行いました。 本書では、公教育は、産業発展のための人材育成といった固定的な価値観でなく、社会動向や未来のヴィジョンを見据えてダイナミックに変化していく必要があること、「よい教…

【読書記録】未来が見えなくなったとき、僕たちは何を語ればいいのだろう―震災後日本の「コミュニティ再生」への挑戦

アクティブラーニング型授業を実施する根拠のいくつかは未来にあり、それを肌感覚で語るのが難しいと感じることもあります。そんな中出会ったのがこの著書です。 著者のBob Stilgerさんは、地域や組織にイノベーションをもたらす対話づくりのプロであり、東…

【読書記録】松下佳代『ディープ・アクティブラーニング:大学授業を深化させるために』

ALを実践していて感じることのひとつは、生徒の活動はアクティブなだけでなくきちんとしたラーニングになっているのかということです。その点について、理論と実践を踏まえながら大学での実践が丁寧に紹介されています。 どの章も参考になったのですが、特に…

【読書記録】苫野一徳『勉強するのは何のため?―僕らの「答え」のつくり方』

知り合いの先生からのオススメで読んでみました。中・高・大学生向けに書かれたものですが、AL型授業に取り組む先生にもピッタリの本だと思います。個人的には、大学時代に哲学科への転部を考えて勉強した時期があったため、当時を振り返ることもできました。…

オックスフォード大学、苅谷剛彦先生のセッションを見て

第4週gaccoインターラクティブティーチンのストーリーセッションで気になったところ。オックスフォードの授業では、問いに答える形で何冊も本を読み、レポートを書いてきた上で、教員とディスカッションを行う。苅谷先生の授業では、関心が低い生徒も内容に…

【読書記録】 トニー ワグナー 『未来のイノベーターはどう育つのか ― 子供の可能性を伸ばすもの・つぶすもの』

未来のイノベーターはどう育つのか――子供の可能性を伸ばすもの・つぶすもの 作者: トニーワグナー,藤原朝子 出版社/メーカー: 英治出版 発売日: 2014/05/13 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る イノベーションのスキルや考え方の癖は、育て…

【読書記録】マイケル A ウェスト『チームワークの心理学:エビデンスに基づいた実践へのヒント』

チームワークの心理学: エビデンスに基づいた実践へのヒント 作者: マイケル A ウェスト,下山晴彦,高橋美保 出版社/メーカー: 東京大学出版会 発売日: 2014/05/12 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 【話題】興味がある内容を選んで ①『弾力的な…