チームで学ぶ!高校生物

“アクティブラーニング型授業”実践、職員研修の記録

学習プロセスの振り返りのための1枚ポートフォリオ~シングルポイント・ルーブリック~

わたしの授業では、重点項目として「内容理解・知識整理」、「疑問を見つける」、「知識の活用」、「協同的に学ぶ」を挙げています。これらは、授業デザインの中で意識しているものであると同時に、授業を通して伸ばせる部分だと考えています。 そして、この…

1枚ポートフォリオを2枚に!?~授業に不安を訴えられたときの対処法として~

1年生で「生物基礎」を勉強していた頃は、1単元の約授業4回分で1枚のポートフォリオ(OPPA)となっていました。そのため、4回授業が終われば、OPPAの「総括的評価」の課題に取り組んでいました。ここでは、一人ひとりの記述を授業時間内にすべて一対一で…

生物でのベン図の導入時の展開例

4月、まだ様々な思考ツールに馴染みが薄い生徒もいるため、少し丁寧な紹介をしています。今回は、その一例を紹介します。 私「今日はベン図を使ってみましょう。何にかを比べてみる時に使います。例えば、先生と何かを比べてみましょう。何が良いですか?」 …

1年生のオリエンテーション

昨年の1年生のオリエンテーションのKPシートを見ると、意義とか目的とかを割とガチガチに話していました。赴任してすぐで手探り状態だったこともありますが、もう少し寄り添う形(肩の力を抜いた)で実施してみました。 ①準備物の確認 ②担当者の自己紹介KP…

新年度2回目の授業 ~レギュラーの授業について~

単元は「有性生殖」について。まずは、教科書の「山中伸弥先生からのメッセージ」を読んで気になったところや気づき、感想をプリントに記入。その後、クラスで共有しました(LTDを意識)。 ここでは「真っ白な気持ちで自然現象と向き合うこと」の大切さにつ…

生物の授業開き&深い学びをつくる生物パートナー

今年は次のような流れで授業をスタートさせました。 ① 教材の確認、テスト返却、宿題の確認(さらりと) ② 自己紹介KP ③ 『生物を学ぶのは何のため?』の個人思考、シェア ④ 生物学を学んだ人同志の対談動画 ⑤ 深い学びをつくる生物パートナーの名前が書かれ…

【米国PBL教科書】アプローチの違い:専門家としての先生 vs ファシリテーターとしての先生

授業および探究活動のあり方を見直すために、アメリカの中等・高等教育の教科書をいくつか読んでいます。この成果も来年度以降の授業に反映させていきたいと考えているところです。 そんな中、アメリカの生命科学でのPBLの教師用教科書に教師の立場について…

全職員で目指す生徒像を考えるためのワークショップ②~校内ルーブリック研修会~

前回は、全職員でKPT(Keep、Problem、Try)というフレームを用いたワークショップを実施しました。ここでは、日頃感じていることを振り返りながら言語化していただき、グラフィックにすることで見える化を図りました。学校全体から目指す生徒像を探ることを…

体験型学校訪問〜授業デザイン会、授業見学、振り返り会〜

学校訪問として、4名の先生方をお迎えしました。最近は、振り返り会を組み合わせて行うことが多かったのですが、今回はさらに授業デザイン会もセットに実施しました。 4時間の滞在でできる限り学ばせていただきたいという強い要望があり実現できました。あり…

1枚ポートフォリオ(OPPA)のジレンマを越える2つのアイディア~授業デザイン会の成果として~

1枚ポートフォリオは、学習前の知識(診断的評価)と各授業での学び(形成的評価)、さらに全体のまとめ(総括的評価)を1枚に残していく手法です。 http://albio.hateblo.jp/entry/2016/12/23/075248 (一枚ポートフォリオ評価(OPPA)と思考ツールを活用…

全職員で目指す生徒像を考えるためのワークショップ①~見える化とKPT~

高大接続や授業改善に向けた取組みを進める中で、各高校が目指す生徒像を明らかにしていく作業が必要になってくると思います。このとき、全職員また生徒のチカラを借りながら、現状を把握した上で見出していくことが次へのアクションへとつながっていくと考…

ミニKPでの復習~50分授業にて~

1単元が終わり、KP法最初の練習として、40名クラス50分での生徒によるKP作成および発表会を試みてみました。 ここでは各節を1名ずつで担当し、1章を班で分担してまとめるカタチを取りました。かなり短い時間でのまとめとなるため、負荷は大きかったの…

学級懇談会~柔軟な対応・場の流れに任せる~

総会のあとの学級懇談会。必要な配付物は、事前に生徒が目を通したあと、机に入れてもらいました。ここでは、4月当初に自己紹介で使ったKPシート、活動の中で書いた感想文などの成果物も含まれています。 今年もワークショップをやろうと、次のように計画を…

研究紹介講義で質問づくり

急遽大学時代の研究について高校の授業の中で紹介することになりました。当時のスライドを大きく変更する時間もなく、背景なども含めて15分程度で分かりやすく伝えることになりました。しかしながら、ハイレベルな内容での講義だけでは(しかも午後)、能…

校内授業づくり職員研修~校内授業デザイン会、一斉授業見学、振り返り会~

教育改革を進める上で、授業づくりは核となる部分だと考えています。しかしながら、それをひとりで進めていくのは、大変です。そこで、職員研修として日頃から理科室で行っている研究授業時のチームでの検討会等の方法を全職員で共有することとなりました。…

3年生からのメッセージ~KP法による発表および全体共有~

1、2年生を対象に行われている、3年生からのメッセージと題したミニ講話。これからの進路選択に活かしてもらおうという企画です。今回は、25分間×3回(10名~20名程度)で参加者が変わっていくというものでした。単に話しを聞いて終わりということ…

テキストマイニングツールを利用した単元の導入~診断的評価および動機付けとして~

テキストマイニングツールを利用した単元の導入を試みてみました。ここでは、ウェブ上で分析ができるUser Locaのテキストマイニングツールを利用しました。http://textmining.userlocal.jp/ 【手順】 ①テキストマイニングについて簡単に説明を行う。 ②教科書…

最後の感想〜生物の授業を受けて〜

今年も3年生による最後の感想を書いてもらいました。 戸惑いから効果の実感へ。この流れは今年も変わらずです。この流れを校内全体で体感出来るような仕組みおよびサポート体制を作っていきたいと思いました。 やや長めですが、いくつか抜粋します。 ◯生物…

【読書の記録】超一流になるのは才能か努力か?

オンライン読書会に参加して出会った本です。特に気になった部分と関連づけおよび感想を、記録のためにまとめました。 ◯限界的練習型の学習法(コンフォートゾーンを飛び出す)では『何ができるか』に重点を置いている。何かをしようと努力をし、失敗し、や…

【読書の記録】『2020年からの教師問題』

2020年に向けてどう学校教育はどう変わっていくべきなのか、石川さんの経験も交えながら分かりやすい文体で紹介されています。本を読み進める中で、日本の教育における変遷やその背景、これからの教育改革の先やその際の障壁などにも思考整理をすること…

人権教育LHR~ロールプレイ×ジグソー法~

3年生最後の人権教育LHR。まとめとして、結婚差別をテーマに授業を行いました。生徒たちは、2学期の終わりに「将来、自分が家族を持ったとき、どのような家族を築いていきたいと考えましたか?」を事前に考えている状態でした。ここでは、ロールプレイ…

【沖縄】教育改革推進フォーラムで授業実践

沖縄にで、産業能率大学主催の教育改革推進フォーラムで、生物の授業をして来ました。授業に参加していただいたのは、主に生物の先生方でした。他教科からの参加もあり、ありがたかったです。範囲は、生物の「異種生物種間の関係」を扱いました。 2回目の登…

単元終了時KP法で発表会~内容整理のために~

KP法での発表会を試験前に行うことで、知識の整理ができて効果的であったという話しを伺い、私も実践してみました。KPJ(紙芝居プレゼンテーションジグソー法)で行っています。 【授業の流れ】 1限目 ①教科書のある単元を4人グループ内で、4分割し(A~D…

共感的コミニュニケーション×校内人権教育研修

共感的コミニュニケーションスキルとして、校内研修で非暴力コミュニケーション(NVC)を扱いました。まず差別の原因として予断と偏見があることを看図アプローチにて紹介。 ここを乗り越えるためには、他者また自己との対話が大切であることを確認しました…

一枚ポートフォリオ評価(OPPA)とリフレクション会

OPPA(One paper Portfolio assessment)の裏面とリフレクション会について紹介したいと思います。 (参考:表面 一枚ポートフォリオ評価(OPPA)と思考ツールを活用した導入 - チームで学ぶ!高校生物) まず、授業の目標を立てる項目があり、授業のスタート…

一枚ポートフォリオ評価(OPPA)と思考ツールを活用した導入

知り合いの生物の先生に教えていただいたOPPA(One paper Portfolio assessment)、仲間内で小さな流行でした。 1枚の紙にふり返りをまとめて行く方法で、まず学習前の知識や興味を書いてもらい(診断的評価)ます。そして、各授業の終わりで、学んだことを書…

アクティブラーニング4連発!授業づくり実践講座を開催

地元学習会チームで作り上げた渾身の今年度最後のワークショップ。 第1部では授業づくりプロセスを共有後、第2部で実際に授業を体験、そして第3部でふり返り会を行うという形式で実施しました。これらの過程を可視化するために、ファシリテーショ ン・グ…

地元生物部会にてKP法講座実施

午前中は、水産試験場でのバックヤードツアーおよびデンソーの新事業についての講演会でした。ここでは、グラフィックレコードの手法を用いて、講演会を記録しました。 午後は、午前中の学びをどのように生徒に伝えるのか?ということをテーマにKP法講座を実…

【自律的学習者育成のために】『Academic TRANSFORMATION: The Road to College Success』

今回は精読でなくプロアクティブリーディングという方法で読んでみました。 この手法は、精読前読書法として知り合いの英語の先生の方が考案されている方法で、数ページを読みながらノートやA4用紙1枚に次のことをまとめます。①『読書の目的』、②著者のこと…

【読書の記録】『公教育をイチから考えよう』~オンライン読書会へ~

今回2度の『公教育をイチから考えよう』を利用したオンライン読書会を行いました。 本書では、公教育は、産業発展のための人材育成といった固定的な価値観でなく、社会動向や未来のヴィジョンを見据えてダイナミックに変化していく必要があること、「よい教…